住まいのスタイル・デザインに合わせるように、外構工事を相談しましょう。海に近いのなら、門扉は波をイメージしたデザインを採用したり、もちろん塩害の少ない素材を使ってくれます。外壁の色や素材を玄関ドアと揃えるなど、中古住宅であればチグハグになるなど、意外に見落としがちなデザインバランスも考慮しましょう。外構工事ではアプローチもつくります。一直線に玄関に向かうだけの工事ではなく、S字を描くデザインにするなども訪問者からは魅力的にうつるでしょう。敷石と小石を使うなど、材料費も抑えてくれます。外国の家に憧れる、そうしたリクエストにも応える外構工事もあります。アイアンの手すりだけでも、ヨーロピアンテイストに様変わりします。外灯も、使い込まれた風合いのアンティークものです。玄関まわりは明かり取り、防犯、デザイン性を兼ね備えた内容の工事が必要です。蓄熱性で暗くなると明るくなる外灯、窓には飾りの雨戸をつけて、趣のあるポイントにするケースもあります。外壁塗装も10年に一度は必要でしょうが、そのたびに新しい塗料、塗装を取り入れるのも有りでしょう。例えば、左官仕上げでラフな塗り壁にするのもいいのではないでしょうか。アプローチの階段も、グレーのコンクリート素材ではなく、素焼きの味、あたたかみのあるテラコッタタイルの外構工事をしてみる、それだけでも外観の印象は様変わりします。